保育士の転職で2回失敗→3回目で成功した話|ブラック園を避けられた理由

    「園選びで失敗したくない」そう思って転職したのに、結果的にまた同じ後悔を繰り返してしまう保育士は少なくありません。

    実は私も、転職で2回失敗しています。でも3回目でようやく「ブラック園を確実に避ける方法」が分かりました。

    この記事では、「自力転職で失敗 → エージェントで失敗 → エージェントで成功」この実体験をもとに、園選びで失敗しないための具体的な判断基準を解説します。

    「転職で失敗したくない」そう思っている方の力に少しでもなれたら嬉しいです。

    目次

    結論|園選びの失敗は「探し方」で9割決まる

    園選びで失敗する人は、能力や経験の問題ではありません。情報の取り方と確認方法を間違えているだけです。

    同じ求人票を見ても、「失敗する人」「成功する人」に分かれます。

    違いは「探し方」(チェックする視点)を持っているかどうかです。

    園の良し悪しのチェックポイント
    • 求人票では分からない
    • 面接でも分からない
    • 比較して初めて見える

    1回目の転職|自力転職でブラック園に入った話

    1回目の転職は、自分で求人サイトを見て応募しました。

    完全に条件だけを見て園を選びました。「給与は平均以上」「年間休日も普通」「アットホームな職場と書いてある」と、条件は悪くなさそうに見えましたが、実際に入ってみると違いました。

    ・人手不足で毎日残業。
    ・持ち帰り仕事が当たり前。
    ・新人へのフォローはほぼなし。

    尊敬できる先生はたくさんいました。でも、休憩も有給も「取れないのが当たり前」の園でした。

    新人を育てる仕組みはなく、クラス運営は完全に個人任せ。園独自のルールを知らない新人に対して、冷たい態度を取られることも少なくありませんでした。

    違和感はありましたが、一人でどうにかできる環境ではなく、気づけば3年も我慢して働き続けていました。

    「求人票って、こんなに当てにならないんだ」と初めて知りました。

    ほいくもん

    求人票は「広告」です。現場の実態とはズレている前提で見た方が安全です。

    園見学をしていたのに、見落としてしまった

    1回目の転職では、園見学も行っています。ただし、初めての転職で緊張しており、一人で冷静に見る余裕も、判断する視点もありませんでした。

    ・職員の表情
    ・残業や持ち帰りの有無
    ・有給取得の実態

    どれも確認せず、「前の職場より雰囲気が良さそう」という感覚だけで判断していました。

    結果的に、聞きづらいことほど重要だったと後から気づきました。

    2回目の転職|エージェントを使ったのに失敗した理由

    2回目は「プロに任せれば安心」と思い、転職エージェントを使いました。しかし、ここでも失敗しました。

    理由はシンプルで、エージェントを比較せず、1社だけで決めたからです。

    担当者は悪い人ではありませんでしたが、自分の希望と合う求人を探し出そうとしていなかったなと、後から気づきました。特徴は以下の通りです。

    ・園の離職率を教えてくれない
    ・見学前に急がせる
    ・デメリット説明が少ない

    結果として、またミスマッチが起きました。エージェントを使っていても、判断基準が自分の中にないと失敗します。

    入社前は、正社員フリーで働くという話でしたが、結局は担任を任されていました。その時は、担任予定の先生が突然辞めてしまい穴埋めということで次の担任が決まるまで、という話でしたが、結局は次の担任が決まっても1ヶ月でいなくなってしまい…同じようなことが起こると一番かわいそうなのはクラスの子どもたちだという結論で、1年間は担任を全うすることになりました。

    何が一番ヤバかったかというと、ギリギリの職員配置で熱が出ても休めないほどの人手不足であるのに、賃金をケチって雇おうとしないのと、さらには全ての責任を先生に押し付けているところです。

    1年で辞めたい気持ちをこらえ、たまたま年中⇨年長の担任を持ち上がりで担任をせざるを得ない状況だと感じてしまい、2年続けました。

    ほいくもん

    エージェント=安心ではありません。
    担当者の質で結果は変わります。

    ブラック園には共通する特徴がある

    転職を重ねる中で、はっきり分かったことがあります。

    ブラックな保育園には、共通するサインがあるということです。

    ブラック園に共通する特徴(求人・見学で分かるサイン)
    • 求人が常に出ている
    • 業務内容が「保育全般」としか書かれていない
    • 残業時間が不明確
    • 有給取得率の説明がない
    • 離職理由を聞くと話を濁される

    これらは偶然ではありません。求人票や見学の時点で、すでにヒントは出ています。

    3回目の転職|ブラック園を避けられた決定的な違い

    3回目の転職で、ようやく失敗を避けられました。

    このときにやったことは、たった3つです。

    ブラック園を避けられた3つのポイント
    • 複数のエージェントを使った
    • 内部情報を具体的に聞いた
    • 条件ではなく「働き方」で比較した

    この3点を意識しただけで、選択肢の質が大きく変わりました。

    ブラック園を避けられたポイント①
    複数のエージェントを使った

    これまでの転職失敗の経験と、転職についての知識を踏まえた上で、転職エージェント1社だけに頼るのをやめました。

    複数登録すると、自分の希望に対する解釈はさまざまで紹介される園が違うし、説明の仕方や注意点の指摘も異なります。

    ほいくもん

    同じ園でも、評価が分かれます。この「差」が重要で、自分の選択肢を増やすことにつながります。

    ブラック園を避けられたポイント②
    内部情報を具体的に聞いた

    園の内部情報について、必ず聞くようにした項目があります。

    ・直近の退職者数
    ・残業の実態
    ・持ち帰りの有無
    ・主任のタイプ
    ・人間関係の評判

    ここを濁す担当者は信用しませんでした。

    「大丈夫です」「問題ないです」だけの説明は危険。
    具体例を出して話せるかが信頼基準です。ダメなら、すぐ担当チェンジで問題ありません。

    ブラック園を避けられたポイント③
    条件ではなく「働き方」で比較した

    働く上で条件は大事なことです。しかし、給与の額面など条件だけで判断すると痛い目を見ることが多いです。なので、わたしは園見学で「働き方」をチェックし、その時に感じた「違和感」をメモしました。

    見学時にチェックしたこと
    • 職員の表情
    • 挨拶の返り方
    • 保育室の空気感
    • 職員同士の会話量
    • 掲示物の更新頻度
    ほいくもん

    条件より「働き方」の方が正確でした。

    園選びで失敗しない保育士の共通点

    成功している人は、共通しています。

    園選びで失敗しない保育士の共通点
    • 即決しない
    • 1つの情報を信じない
    • 比較する
    • 内部情報を取る
    • 見学を重視する

    逆に、失敗する人は「早く決めなきゃ」と焦っています。

    転職で後悔する最大の原因は、「知らなかった」「比べなかった」この2つです。焦りは判断を鈍らせます。今の園が本当にきついのか、それとも保育業界全体がそうなのか。比較しなければ判断できません。

    迷っているなら、まずは情報を集めていい

    転職=今すぐ辞める、ではありません。

    ・求人を見てみる
    ・エージェントに相談する
    ・内部事情を聞くだけ聞く

    それだけでも、「今の園がどの位置にあるのか」が見えてきます。

    選択肢を知った上で続けるのと、知らずに我慢するのとでは、意味が違います。

    まとめ|我慢する前に、確認する

    今回は、転職失敗から成功した体験談から「ブラック園を確実に避ける方法」を紹介しました。

    繰り返しますが、「もう限界」と感じるのは、甘えではありません。それは、環境が出しているサインです。

    「早く決めて迷惑をかけないように」と自分を急がせてしまいますが、本当に大事なのは逆です。

    ・急がない
    ・比較する
    ・疑問を残さない

    これだけで、ブラック園を避けられる確率は大きく上がります。

    転職は逃げではありません。自分を守るための「選択肢」を増やす行動です。

    この記事が、その最初の一歩になれば嬉しいです。

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